Apr 10 2009
∞
“
なぜ、何十年もの間、日本で満員電車の異常な混雑が続いたのか。なぜ、おかしいと声を上げる人がこれほどまでに少なかったのか※2。政治家も、労働組合も、普通の人々も、マスメディアに慣らされて、人気のある情報に気を取られている。身近な問題には関心が向かない。けれども、身近な問題に対して、きちんと声を上げなければ満員電車のような信じられないことが何十年も改善されずに続くのである。
鉄道会社は「ご理解とご協力をお願いします」などと役所のように言うのをやめることだ。確かにクレーム処理にはうんざりするだろう。けれども、声を聞く気になれば有用な情報や実現可能な提案は数多くあるはずだ。それ以上に乗客の苦しみに真摯に向き合う必要がある。もっともっと、たくさんの声を聞いて、乗客が抱える問題を改善する姿勢を持ちたい。
満員電車を50年間も走らせて笑われる国にはしたくない。
※2 『阿部等「満員電車がなくなる日-鉄道イノベーションが日本を救う」角川SSコミュニケーションズ、2008年2月』など鉄道問題に関する本がいろいろと出版されています。鉄道問題を解決する方策は多様にあるようです。幾多もある鉄道事業者は、電車の形や色こそ違いますが、その運営は何でもかんでも異様に似通っている感じがします。行政との関係などいろいろとあると思うのですが、もっと多様性を持って事業を展開しても良いと思います。日本の鉄道は凄いのだと自慢げに語る安全運行システムも、その乗客が「すし詰め」ではお笑い種です。
—
満員電車をなんとかしよう!:小林 隆「デジタルでアナログな共同体」 (via petapeta) (via gkojax)
満員電車は鉄道会社の問題なのか?